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小惑星探査機はやぶさ2
人工衛星・探査機による貢献
「はやぶさ2」ミッション
「はやぶさ2」は、目標の小惑星「Ryugu」(リュウグウ)に到着した後、様々な遠隔観測機器と小型の着陸機とローバにより観測を行います。
はやぶさ2では国際協力により、ドイツ・フランスの着陸機(MASCOT)と日本のローバ(MINERVA‐II)を搭載する予定です。探査機から切り離された着陸機とローバは、小惑星に着陸し、小惑星表面の詳細な観察を行います。
はやぶさ2は、その後、小惑星の表面にタッチダウンを行い、小惑星表面の物質を採取します。更に、新規設計の衝突装置により人工クレーターを作り、そこから物質採取を行うことで、小惑星内部からのサンプルリターンも試みます。
はやぶさ2の軌道概要(2015年10月現在の予定)
※図は、地球出発から小惑星到着まで
2014年12月3日 打ち上げ
→打ち上げ後は、地球に近い軌道を描いて太陽を1周し、約1年後に地球の近くに戻ってきます。
2015年12月3日 地球スイングバイ
→スイングバイ後は小惑星Ryugu(以下、リュウグウ)の軌道に近い軌道に入り、太陽を約2周したあと、2018年夏頃にリュウグウに到着します。
2018年夏 小惑星リュウグウに到着~約18ヶ月滞在
→リュウグウが1周あまり太陽の周りを公転するあいだ、小惑星探査を行います。
2019年 小惑星リュウグウを出発
→太陽の周りを1周弱回った後、地球に帰還します。
2020年末 地球に帰還し、サンプルの入ったカプセルを地球に再突入
「はやぶさ2」軌道シーケンスCG (斜め俯瞰)
※「はやぶさ2」が目指す小惑星は、仮符号 1999 JU3 と表記されています。(2014年11月制作)