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宇宙実験室 どきどき実験で宇宙のフジギにちょうせん!

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12 卵を守れ!相模原キャンパス特別公開でエッグドロップコンテスト!

実験室(じっけんしつ)恒例(こうれい)、エッグドロップコンテスト。3回(かい)(め)となる今回(こんかい)はJAXA相模原(さがみはら)キャンパスの夏(なつ)の特別(とくべつ)公開(こうかい)で、みんなと一緒(いっしょ)に卵(たまご)を落とし(おとし)ました。

今回のルール

2011年(ねん)7月(しちがつ)30日(にち)、JAXA相模原(さがみはら)キャンパスで行わ(おこなわ)れた特別(とくべつ)公開(こうかい)で、公開(こうかい)エッグドロップコンテストを行い(おこない)ました。今回(こんかい)は、宇宙科学研究所(うちゅうかがくけんきゅうじょ)(宇宙研(うちゅうけん))の先生(せんせい)たちだけでなく、一般(いっぱん)の人(ひと)にも参加(さんか)してもらって、みんなで盛り上がり(もりあがり)ました。
機体(きたい)のルールは一つ(ひとつ)だけ『機体(きたい)の重(おも)さが50g以上(グラムいじょう)100g以下(グラムいか)であること』です。材料(ざいりょう)などに制限(せいげん)はありません。簡単(かんたん)なようですが、これだけ軽い(かるい)機体(きたい)を作る(つくる)のはなかなか大変(たいへん)。優勝(ゆうしょう)(しゃ)は成功(せいこう)した機体(きたい)の中(なか)から会場(かいじょう)の皆さん(みなさん)の投票(とうひょう)で決める(きめる)ことにしました。

エッグドロップコンテストの手順

機体紹介&落下

では、参加(さんか)して下さっ(くださっ)た皆さん(みなさん)の機体(きたい)と落とし(おとし)た時(とき)の様子(ようす)を詳しく(くわしく)ビデオでご紹介(しょうかい)しましょう。さて、誰(だれ)の機体(きたい)が一番(いちばん)になったんでしょうか? わくわく!

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『種(たね)1号(ごう)』ボサボサ博士(はかせ)
今回(こんかい)博士(はかせ)チームは植物(しょくぶつ)の種(たね)シリーズ。ボサボサ博士(はかせ)はカエデの実(み)の形(かたち)をした機体(きたい)で挑戦(ちょうせん)です。羽根(はね)が1枚(まい)しかありませんが、回転(かいてん)しながら落ち(おち)てきます。上手く(うまく)いけば、本物(ほんもの)と同じ(おなじ)ようにヘリコプターみたいにくるくる回り(まわり)ながら落ち(おち)てくるはずなんですが…

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『種(たね)2号(ごう)』モジャモジャ博士(はかせ)
植物(しょくぶつ)の種(たね)シリーズ2号機(ごうき)、モジャモジャ博士(はかせ)はアルソミトラと呼ば(よば)れる植物(しょくぶつ)の種(たね)をまねしてみました。この種(たね)はグライダー型(がた)をしていて、落ちる(おちる)ときにまるで飛行機(ひこうき)みたいに遠く(とおく)まで飛ん(とん)でいきます。うまく飛ん(とん)でくれるかな?

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『かざぐるま』『自由(じゆう)落下(らっか)』奥田(おくだ)名誉(めいよ)教授(きょうじゅ)
日時計(ひどけい)製作(せいさく)で有名(ゆうめい)な、赤外線(せきがいせん)天文学(てんもんがく)の奥田(おくだ)名誉(めいよ)教授(きょうじゅ)。ロケット型(がた)の機体(きたい)2機(き)で挑戦(ちょうせん)です。『かざぐるま』は大きな(おおきな)尾翼(びよく)が特徴(とくちょう)です。回転(かいてん)しながら落ち(おち)て、本体(ほんたい)内部(ないぶ)の空気(くうき)がゆっくり抜ける(ぬける)ことで卵(たまご)が滑り落ちる(すべりおちる)ような仕組み(しくみ)になっていて、エアクッションのように衝撃(しょうげき)を吸収(きゅうしゅう)します。『自由(じゆう)落下(らっか)』は、同じ(おなじ)ような仕組み(しくみ)ですがよりシンプルになっています。落下(らっか)速度(そくど)はずっと速い(はやい)はず。

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『ビックエッグ』宇宙(うちゅう)教育(きょういく)テレビぐるぐる博士(はかせ)
おなじみ宇宙(うちゅう)教育(きょういく)テレビのぐるぐる博士(はかせ)、前回(ぜんかい)のチャンピオンです。これはシンプル。卵(たまご)を大きな(おおきな)(たまご)(かたち)の発泡スチロール(はっぽうすちろーる)の塊(かたまり)の中(なか)に入れ(いれ)ました。中(なか)の卵(たまご)はぐにょぐにょしたゼリー状(じょう)のもので守ら(まもら)れているとのこと。

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『羽根(はね)(まくら)』赤外線(せきがいせん)チーム
宇宙研(うちゅうけん)で赤外線(せきがいせん)天文学(てんもんがく)の研究(けんきゅう)をしている大学院生(だいがくいんせい)の方々(かたがた)のチーム。参加(さんか)にあたって、難しい(むずかしい)計算(けいさん)をしようとしたそうですが、計算(けいさん)が難し(むずかし)すぎて断念(だんねん)。シンプルに卵(たまご)を羽毛(うもう)で包ん(つつん)だ機体(きたい)を製作(せいさく)しました。

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『風船(ふうせん)カプセル号(ごう)』宇宙(うちゅう)教育(きょういく)テレビ小島(こじま)隊長(たいちょう)
こちらも2度目(どめ)の挑戦(ちょうせん)。前回(ぜんかい)は惜しくも(おしくも)失敗(しっぱい)の小島(こじま)隊長(たいちょう)、今回(こんかい)は卵(たまご)を風船(ふうせん)でくるんだ機体(きたい)で挑戦(ちょうせん)。NASAの火星(かせい)ローバーなどが使っ(つかっ)ているエアバック方式(ほうしき)ですね。卵(たまご)はガチャガチャのプラスチックケースに収め(おさめ)られています。これは期待(きたい)できそう…

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『フタバガキ』つうなさん
大学院生(だいがくいんせい)でアマチュアで人工(じんこう)衛星(えいせい)を製作(せいさく)する『SOMESAT』というプロジェクトに関わる(かかわる)つうなさん。紙(かみ)で作ら(つくら)れたコーン型(がた)の機体(きたい)です。フタバガキ科(か)の植物(しょくぶつ)の種(たね)をまねたものとのこと。回転(かいてん)しながら落ち(おち)てくることでスピードを落とし(おとし)、先端(せんたん)のコーンで衝撃(しょうげき)を吸収(きゅうしゅう)します。重(おも)さを50g以上(グラムいじょう)にするために、重り(おもり)を積ん(つん)だとのこと。

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『牛乳パック(ぎゅうにゅうぱっく)』Dr.高木(たかぎ)&Jrチーム
前回(ぜんかい)惜しくも(おしくも)失敗(しっぱい)したDr.高木(たかぎ)。今回(こんかい)は朝ご飯(あさごはん)のときにテーブルの上(うえ)にあった牛乳パック(ぎゅうにゅうぱっく)を見て(みて)ひらめいた、とのこと。羽(はね)を広げ(ひろげ)て回転(かいてん)するようにし、中(なか)に入れ(いれ)た卵(たまご)はクリアファイルを切っ(きっ)たものと、荷物(にもつ)をくるむプチプチ(緩衝(かんしょう)(ざい))で守っ(まもっ)ています。製作(せいさく)は息子(むすこ)さんです。

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『衛星(えいせい)すごろく』『金(きん)せいたまご びっくりばこ』高原(たかはら)(くん)
一般(いっぱん)参加(さんか)の高原(たかはら)(くん)、風船(ふうせん)を付け(つけ)た機体(きたい)2機(き)での参加(さんか)です。1機目(きめ)は低(てい)反発(はんぱつ)ウレタンでできた立方体(りっぽうたい)、各面(かくめん)には人工衛星(じんこうえいせい)のイラストが描か(かか)れています。2機目(きめ)は金星(きんせい)の形(かたち)をした発泡スチロール(はっぽうすちろーる)の球(たま)、中(なか)は2重(じゅう)構造(こうぞう)になっていて、外側(そとがわ)の球(たま)の中(なか)にプチプチの緩衝(かんしょう)(ざい)、更に(さらに)その中(なか)に球(きゅう)があり中心(ちゅうしん)にはポップコーンが詰め(つめ)られています。両方(りょうほう)に付け(つけ)られている風船(ふうせん)は機体(きたい)をまっすぐに保つ(たもつ)ための工夫(くふう)です。機体(きたい)を発見(はっけん)・回収(かいしゅう)するローバーも作っ(つくっ)てくれました。

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『ノックアップストリーム号(ごう)』『ドロリッチェ号(ごう)』『サウスバード号(ごう)』堀井(ほりい)さん親子(おやこ)
一般(いっぱん)参加(さんか)2組(くみ)(め)は親子(おやこ)3人(にん)で参加(さんか)してくださった堀井(ほりい)さん親子(おやこ)。それぞれ、家庭(かてい)にある素材(そざい)を使っ(つかっ)て作ら(つくら)れた機体(きたい)です。お母さん(おかあさん)の機体(きたい)『ノックアップストリーム号(ごう)』はペットボトルとプリンカップを組み合わせ(くみあわせ)た機体(きたい)。弟(おとうと)(くん)の機体(きたい)『ドロリッチェ号(ごう)』はコンビニなどで売っ(うっ)ているプラスチック製(せい)のドリンクカップを使っ(つかっ)た機体(きたい)。2つ(ふたつ)を組み合わせ(くみあわせ)て2重(じゅう)構造(こうぞう)になっています。お兄ちゃん(にいちゃん)の機体(きたい)『サウスバード号(ごう)』は、チャイルドシート用(よう)のクッション材(ざい)を使っ(つかっ)ています。機体(きたい)が横倒し(よこだおし)にならないストッパーもついています。3機(き)ともパラシュートはスーパーのビニール袋(ぶくろ)が使わ(つかわ)れています。

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『エイト丸(まる)』石黒(いしぐろ)さん親子(おやこ)
お母さん(おかあさん)が勝手(かって)に申し込ん(もうしこん)じゃった、という一般(いっぱん)参加(さんか)の石黒(いしぐろ)さん親子(おやこ)。発泡スチロール(はっぽうすちろーる)のケースに入っ(はいっ)た卵(たまご)を100円(えん)ショップで売っ(うっ)ているランドリーバッグの中(なか)に吊り(つり)下げ(さげ)た形(かたち)です。かなり重(おも)そうに見え(みえ)ますが、実は(じつは)98g(グラム)しかありません。

結果発表

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1位(い):『エイト丸(まる)』石黒(いしぐろ)さん親子(おやこ)
抜群(ばつぐん)の安定(あんてい)(かん)。パラシュートと衝撃(しょうげき)吸収(きゅうしゅう)(がた)の中間(ちゅうかん)のようなこれまで見(み)たことのないようなアイディアでした。この機体(きたい)、実は(じつは)JAXAの中(なか)の人(ひと)も感心(かんしん)していました。未来(みらい)の探査(たんさ)(き)に採用(さいよう)されたりして…

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2位(い):『金(きん)せいたまご びっくりばこ』高原(たかはら)さん
細かい(こまかい)ところまでよく考え(かんがえ)られて、とても丁寧(ていねい)に作ら(つくら)れた、美しい(うつくしい)機体(きたい)でした。小学生(しょうがくせい)が作っ(つくっ)たとは思え(おもえ)ない完成(かんせい)(ど)です。回収(かいしゅう)ロボットも楽しかっ(たのしかっ)たですね。

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3位(い):『牛乳パック(ぎゅうにゅうぱっく)』Dr.高木(たかぎ)&Jrチーム
Dr.高木(たかぎ)、見事(みごと)にリベンジ成功(せいこう)。家(いえ)にある身近(みぢか)なものだけを組み合わせ(くみあわせ)て、みごとに成功(せいこう)。こちらもよく考え(かんがえ)られた機体(きたい)です。息子(むすこ)さんはいい夏休み(なつやすみ)の宿題(しゅくだい)になりましたね。

参加(さんか)してくださった皆さん(みなさん)、会場(かいじょう)で一緒(いっしょ)に盛り上がっ(もりあがっ)てくださった見学(けんがく)(しゃ)の皆さん(みなさん)、ありがとうございました!
あれ?モジャモジャ博士(はかせ)と、ボサボサ博士(はかせ)は?  来年(らいねん)の特別(とくべつ)公開(こうかい)で、リベンジ?


先生、保護者の方々へ

宇宙科学研究所の相模原キャンパスでは、毎年、7月の末頃に特別公開を行っています。普段見学できるのは展示室だけですが、この特別公開では普段入ることのできない場所を見られるだけでなく、様々な工夫を凝らした展示やイベント、講演会などが開催されます。 また、実際に宇宙開発や宇宙の研究に携わっている研究者や学生さん達が質問に丁寧に答えてくれるのも大きな魅力。 子供から大人まで楽しめる『宇宙のお祭り』のようなイベントです。ぜひ遊びに来てください。 詳細な情報は、会期が近くなると宇宙科学研究所のWebサイト、イベントのページに掲載されます。


ISAS | JAXA相模原キャンパス特別公開
ISAS | 相模原キャンパス特別公開2011、終了(当日の様子)